チワワ【心】のお話し@ゴエモン事務局
里親様からのお便り今から約1カ月前…
先天性心疾患の疑いがあるため商品価値を失っ た生後7か月齢のチワワに某ペットショップで出会いました。
このままペットショップのバックヤードの段ボール箱の中で何の楽しみもなく一生を終えるのはあまりに可哀想に思いました。
愛玩犬チワワとして生まれ、家族の一員として愛される喜びを知って欲しい…
そんな想いから、安易ではありませんでしたが、その子の里親になることを決めました。
昨年末、ゴエモン事務局入局!!
「君と僕とは心の繋がった家族だよ!」と言う意味を込めて【心】と名付けました。
そして、年が明け…
獣医師による診断の結果、心は肺動脈弁狭窄症及び三尖弁閉鎖不全症であることがわかりました。
症状はかなり重篤で、その影響で肝臓にも障害が及び始めています。
突然死の可能性も否定はできません。
獣医師より外科的治療、心臓手術の提案もいただきましたが、2KG弱の小さな体の心に、リスクの高い手術を受けさせるという決断はできませんでした。
限界はありますが、内科的治療で傷みや苦しみのない生活を一日でも長く送れるように支えてあげたいと思っています。
心と共に生活を始めてまだ1カ月ですが、一日一日を穏やかに生きられ ることの喜びを、改めて感じています。
ゴエモン事務局はヒト2人に対して、猫12頭+小動物の大所帯で、犬と暮らすことなど夢にも思っていませんでした。
しかし、心はとても小さな体で、運動制限をしなくてはならない、性格もおとなしく、無駄吠えもしない…
我が家の温度管理の行き届いた小動物ルームで暮らすことができる動物であるという結論に達しました。
ゴエモン事務局もBONにゃんさんと同じく「小さな命をひとつでも多く救いたい!」と常に考えています。
皆さんも、犬、猫、ウサギなどの動物を家族として迎え入れる際には、まず、「飼いたい動物か?」ではなく「飼うことのできる動物か?」をよく考えてください。
適正な飼養環 境を提供できないなら、病気になっても治療ができないなら、引っ越しする時には連れて行けないなら、その動物と暮らすことはあきらめてください。
それも不幸な動物を増やさないためのひとつの正しい選択肢です。
そして、ご縁があってお迎えした動物とは如何なる場合も途中で投げ出すことなく、たくさんの愛情を注ぎ、終生共に過ごしてあげてください。
一人ひとりのそんな想いが、いつか悲しい行政による犬・猫の殺処分[ゼロ」を実現させるそう信じて、ゴエモン事務局は今日も前を向いて進んでいきます。
読んでいただき、ありがとうございました。
ゴエモン事務局(=^・^=)
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