NPO法人となり、公に活動を行っておりますと、毎日のようにご相談が寄せられます。
庭に猫を捨てられた。
野良猫が納屋で子猫を産んだ。
エサをやっていた子が子猫を連れてきた。など相談は様々
中には面識もない他の動物愛護団体から「BONにゃんに相談してみては?」と振られることも数知れず。。。
ボランティアだから無条件かつ無償で猫を引き取ってくれる。と思っている人が多いことに驚かされます。
ご自身での保護、母猫の避妊手術をお願いするなど、ご相談者の意に反する答えをお返しすると、それっきり連絡が来ないことも多いです。
また、メールの内容から緊急性のあるご相談と判断した場合、連絡のつく電話番号をお教えいただけるようお願いすることもあるのですが、それすらお答えいただけない方もいらっしゃいます。
身元を明かさないようなご相談には応じようがありません。
私共は行政からお金をもらって活動をしているわけではありません。
みなさんと同じように仕事を持ち、フルタイムで働いています。
残業もします。
保護活動をするためにはお金がかかるので、仕事をしなくてはならないのです。
ご自身で保護できない事情があるのなら、保護猫のミルク代やエサ代など、預かり料のご負担をいただけませんか?
乳飲み子はお金を払ってペットホテルに預けることもあります。
もし、預かったその子が里子に出なかったら、その子はボランティアの猫になるのです。
猫の人生は20年。
百万円は覚悟でリスクを抱え込むのです。
ボランティアはみんな、2桁の猫を抱えています。
居残りが増えることで、今後の活動を止めてしまいます。
BONにゃんの譲渡会に参加している猫たちは、保護主さんが毎日懸命に世話をし、病院で検診を受けた子たちです。
保護主さんが、時間とお金をかけて頑張った証の子です。
可哀相という気持ちだけでは、命を救うことはできません。
「目の前にいる猫を助けてほしい」という気持ちは理解できます。
私たちもできることなら全ての子を助けてあげたい!
しかし、BONにゃんだけで全ての猫を救うことは不可能です。
どんな形であれ、相談をされるということは、動物愛護のお気持ちがある方だと推測いたします。
猫を保護することは一生のうち、そうそうあることではありません。
大切な命を繋ぐために、その子のためにお金と時間をかけてくれませんか?
助けてくださる方が多ければ多いほど、多くの命は救われます。
もうひとりのBONにゃんになってほしいのです。
もちろん私共では保護のお手伝い、里親探し(譲渡会への参加)のお手伝い、親猫の避妊・去勢のお手伝いへの協力は惜しみません。
本気のご相談には誠心誠意対応させていただきます。
そのためにも、まずはご自身で目の前のその子のために何ができるかどうかをよく考え、ご相談をお願いいたします。
メールでご相談の際は以下の点を必ず入力ください!
1.現在の状況をご相談内容を具体的かつ簡潔に
2.お名前とご住所と電話番号
匿名および、丸投げのご相談、猫の引き取り依頼には応じかねますのであしからずご了承ください。
選ばれし者
猫が子猫を置いて行った。
歩いていたら、捨て猫が寄って来た。
なぜ、あなたのところに来たのでしょう?
自分に危害を加えない相手を見抜く本能
テレパシーみたいなものが、犬や猫には有ります。
私たち人間にも遠い昔はあったと言われています。
あなたは、彼らにとって、優しい心を持つ救いの神だからです。
あなたは数知れない人間の中で、選ばれし者なのです。
長い人生の中で、そんなにある事ではありません。
譲渡するまで、少し手間とお金がかかるかもわかりません。
しかしあなたは選ばれし者なのです。
あなたの優しさと勇気は、猫の命をつなぐだけでなく
周りの人々の心に、明かりを灯すでしょう。
どうか、小さな命をつないでやってください。
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