捨て犬プードル、聴導犬で再出発
ちょっとイイ話し【岡田慶子】横浜市の動物愛護センター(神奈川区)に保護されていたメスのトイプードル「文(あや)」(推定2歳)が今月、聴導犬として再出発を果たした。センターの犬が聴導犬になるのは初めて。聴導犬を育成している日本補助犬協会(横浜市旭区)の代表理事、朴善子さんに才能を見いだされた。
文は2011年12月に保護された。汚れた毛が伸び放題で全身毛玉だらけ。捨て犬と見られ、「あすの聴導犬」を探しに来た朴さんが翌1月、初めて見た時も「普通の幸せを経験しないで育った犬だと感じた」。
しかし、「人に敵意を持っていなかった」。人に呼ばれても逃げない。ノックやテレビの音を怖がらない――。センターが開所した11年4月から200匹以上の犬を見てきた朴さんが初めて合格点をつけ、協会の訓練所に引き取った。
しかし、「人に敵意を持っていなかった」。人に呼ばれても逃げない。ノックやテレビの音を怖がらない――。センターが開所した11年4月から200匹以上の犬を見てきた朴さんが初めて合格点をつけ、協会の訓練所に引き取った。
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