ボクちゃんお届けの24日は朝から、避妊のお手伝いがあり
その後3件のお届けがありました。
ボクちゃんのお届けは3件目と最後でしたから
朝、BONにゃんハウスを出てから何も食べてません。
少し大きくなった子は、順応性に欠けるため、ドライフードだけではなく
パウチとか缶詰めも持参してのお届けとなります。
慣れるまで、大好きな缶詰めでご機嫌をとってくださいとお願いしました。
翌朝、メールすると、ご飯を食べないとの事でしたから
缶詰めを食べなかったらパウチをやってくださいとお願いしました。
それでも食べない場合はご連絡くださいとメールしました。
26日午後、ご飯を食べましたか? とメールしましたが返事がありません。
気になって夜、携帯に電話をかけましたが出てくれません。
自宅に電話をかけるとご主人様が出て、食べてないとの事。
お嬢さんに代わってもらったら、「実は缶詰めはあげてないんです。」
パウチは?と聞きましたら 「パウチ?箱に入っている分ですか? 」
缶詰もパウチもあげてなかった。。。
電話口でパウチをやったのを確認すると 「食べました。」 とお嬢さん。
慣れないうちはパウチと缶詰めもやって下さいいねと再度お願いしました。
ほぼ3日、ボクちゃんはなんにも食べてないのに
どうして平静でいられるのでしょうか。
それも、持参したパウチをあげて欲しいとお願いしたのに。。。
そんなやりとりのあった後ですから、奥様からの連絡をただただ待っていました。
しかし、結局26日夜になっても奥様からはメールも電話もなし。
ボクちゃんのことが気がかりで仕方がない私は27日朝、『お願いした缶詰めとパウチはあげてなかったんですね。。。その後どうですか? 』と再度メールするも夜まで返事なし。
なにやら胸騒ぎがして、家を訪ねてみましたら、息子さんがいました。
猫に会わせてとお願いしたら、なんと!猫がいなくなったとの事。 (衝撃でした
) まさか外へは出ていないだろうと、家の中へ案内してもらい
名前を呼び続けたら、鈴が鳴りました。
ボクちゃん、かわいそうに洋服ダンスの間にかくれてブルブル震えていました。
そうこうしているうちにご主人様が帰り、続いて奥さんが帰ってきました。
奥様曰く、ご飯の件に対しては、虐待したのではないとの事。
連絡については仕事しているので、電話やメールは出来ないとの事。
27日朝こちらからお送りしたメールについて腹が立って仕方なかったとの事。
(頼んでいたパウチをあげることもせず、連絡もよこさず、意味が分かりません。)
一方的に自分勝手な言い訳をした後は、頭から湯気を出す勢いで逆ギレ

「あなたはいったい何ですか! 」 「人の家に上がり込んで!」と叫びながら
私の持参したものを、バンバンと玄関に投げつけるように置いて
「猫は連れて帰ってください!」 と。。。
購入されていた猫ベッドと首輪について、それ相応のお金を渡そうとしましたが
受け取りを拒否されました。
そのお金は可哀想な猫のために使おうと、無理に渡すのもあきらめ
ボクちゃんを連れて帰ってきました。
BONにゃんでは、きちんと連絡をとってくれて、お願いした事を守っていただける方には、しろくんのように、多額の医療費を払う事もあります。
しかし、お約束が守れない、連絡をしてもお返事がない場合、今回のような奪還もあり得ます。
貰う時は、何でもハイハイと、適当なお返事をするのだけはご遠慮ください。
自分の子供を嫁がせる立場になって、保護主の気持ちもわかってください。
ボクちゃん、ごめんね。
ボクちゃん、今はBONにゃんハウスでガツガツご飯を食べて
安心したように寝ています。
「大きな猫が欲しかった」と目をキラキラさせてお話ししてくれたお譲さん
「かわいい」「かわいい」と何度も何度も優しく頭を撫でてくれました。
子供たちは本当に猫が好きなのでしょう。。。
お二人のお子様にとっても残念な結果になってしまいました。
でも、私たちにとってはボクちゃんが大切です。
ボクちゃんの幸せを願い、何カ月も愛情をかけて育んできました。
手遅れにならなくて良かったと安堵するとともに
里親様選びは本当に難しいと改めて考えさせられる一件になりました。